HP Pavilion g6-2110TU(B8M01PA-AAAA)の右側ヒンジ部分が盛り上がってしまい、近くの家電量販店に修理しに行ったら修理に4万以上かかると言われました。
そんなにかかるなら新しいの買った方が良いと思ったけど、ヒンジ以外は問題ないので修理することにしました。
正面から見るとこんな感じです。よーく見ないと分からないけど、ヒンジがへこんでいるのが分かります。
横から見ると一目瞭然です。すごい浮いてます。これはヒンジ部分になんか問題がある事が分かります。
それでは、修理を開始します。
分解する前に、ACアダプタを外して、バッテリーを外しましょう。また、ここから先は自己責任でお願いします。
裏蓋を外す
真ん中あたりのねじを緩めてカバーを下にスライドすれば開きます。
ねじは無くならないように取れない仕組みになっています。
(赤い丸のところのねじです。)
ハードディスクとか、メモリとかいろいろと見えます。
キーボードを外す
表側に戻って、キーボードを外します。
両面テープで上の方が固定されているのでちょっと苦労します。
下の方はキーボードを差し込んでるので、キーボードを外すときは上側から外しましょう。
キーボードを外した後は、赤い四角の部分の3カ所、フレキシブルケーブルを外します。
パネルを外す
パネルを外してみると。おー、見事にヒンジを支える部分のプラスティックがぼろぼろになって外れています。
これでは蓋の開け閉めで鉄の部分がパネルを押し上げる訳です。
ここまでだいぶはしょって分解しましたが、詳しい分解の仕方はYouTubeの動画を見ると良いでしょう。
さて、どうやって直そうか。
プラスティック部分は完全に破損して修復不能。アロンアルファでくっつけても強度的に厳しいし。
と、しばらく悩んで。そうだ、グルーガンだ。でも、うちにあるグルーガンは温度の低いやつで強度が弱いし。プロ用の強度が強い(といってもプラスティックほど固くは無い)のを買おう。
ということで、買いました。1850円です。
そして、ブニューっとグルーガンで素材を出して、ヒンジを固定。半日放っておきます。
こんな感じになります。
なんかすごいことになっていますが、カッターで成型してパネルがちゃんとはまるように色々といじります。(写真取り忘れました)
で、パネルをつけてキーボードを戻して、裏蓋戻して完成。(これも写真取り忘れました)
蓋を開け閉めしてもパネルが盛り上がること無く、開け閉めができました。とりあえず修理できたっぽいです。
ただ、グルーガンがどれくらい頑丈か分からないので、また壊れるかもしれませんが、蓋の開け閉めを激しくやらなければしばらく持つでしょう。
ということで、トータル1850円でヒンジの修理ができました。4万払って直すこと無く良かったですが、かなり疲れました。