バッテリーとメモリを入手しましたので、Dell Inspiron 15(5567)のバッテリー交換とメモリ増設をしたいと思います。
まず、現状のベンチとったりしました。
CPU-Zの情報です。
まずは、CPU情報です。第七世代の Core i5です。今までずっとi7だと思っていました。i5だったんですね。
次にメモリの情報です。今は購入時のデフォルトの8GB一枚です。
次にSPD情報です。SLOT1はからっぽです。あれ?SLOT1が刺さってないのか。なるほど。
そしてSLOT2です。こちらに刺さってるんですね。8GBです。
それでは、ベンチをとってみましょう。
まずはPCMARK 10 Basic Editionです。
スコアは「2,694」です。
次にCINEBENCH R20です。
スコアは「570 pts」です。
それでは、バッテリー交換とメモリ増設を行っていきましょう。
まずは、裏蓋のネジをはずします。ネジは全部で15本です。赤丸のネジと青丸のネジは長さが違います。青丸は短いネジです。
次に裏蓋をはずしますが、その前に光学メディアドライブをはずさないと、裏蓋が外れないので注意です。
赤四角の部分にバッテリーがあります。
赤四角の部分のコネクタをはずし、青四角の二カ所のフレキシブルケーブルをはずします。そして、黄色丸の三カ所のネジをはずしてバッテリーを取り出します。
はい、バッテリーがはずれました。それほど難しい作業ではないですね。
はずしたバッテリーがこちら。これが正真正銘Dell純正バッテリーです。
ちゃんと「DELL」の表示がありますね。
そして、今回かったバッテリーを装着します。
バッテリーのケーブルとフレキシブルケーブルを元にもどして、ネジを締めて完了です。
次は、メモリの増設です。赤四角の部分がメモリの場所です。今は購入時のデフォルトの一本がささっているだけです。
赤四角の部分に増設します。
はい、増設完了です。
とりあえず、なんか失敗があるかもしれないので、裏蓋をつけずに動作確認をします。
UEFIでメモリの表示を見ると、ちゃんと16GBが認識されています。
次に、バッテリーの状態を確認します。。。。。あれ?
よく見ると、「Not Installed」で「00%」となっています。
えー、初期不良ですか?どういうことでしょう。
Windowsを起動してみると、Dellの「Power Manager Lite」がエラー表示しています。
困りました。
ここは、冷静になって、もう一度バッテリー周りを見直してみます。
確認したところ、赤四角の部分のバッテリーとマザーボードをつないでいるコネクタが緩んでいました。
バッテリーをはずすときに、勢い余ってはずれてしまったみたいです。
しっかりと差し込んで、もう一度確認します。
それでは、もう一度、UEFIで確認します。
ちゃんと「Charging Health: Excellent」と表示されているので、認識されているようです。
良かったです。
そして、Windowsを起動し、「Power Manager Lite」を見ると、『バッテリ性能:優』と表示されています。バッテリー交換完了です。
しばらく充電放置して、確認したところ、ちゃんと100%になりました。充電もうまくいっていますね、今のところバッテリーに不具合はなさそうです。
ただ、なにせ汎用バッテリーなのでいつ煙を出すかまだ少し不安はあります。
使わないときはなるべくACを抜いておくことにします。
さて、一通り終わったので、もう一度ベンチをはかってみましょう。
その前に、CPU-Zの情報を見ておきましょうか。
関係ないけど、もう一度CPU情報を確認。うん、確認する意味はありませんでした。
そしてメモリの情報です。
ちゃんと、16GB認識されています。オッケーです。Dual Channelになってますね。
SPDの情報です。SLOT1はちゃんと8GB認識されていますね。
SLOT2は、まー変わりなしということで。
では、ベンチマークを。まずはPCMark 10 Basic Editionの結果。「3,081」です。メモリ交換前よりも117スコアが上がってますね。微妙な差ですが、重要です。気分が違います。
そしてCINEBENCH R20の結果は「745 pts」です。175 ptsスコアがあがっています。良い感じです。体感的には変わらないですが、数値が上がっていることが重要ですね。。。いや、体感の方が重要か。。。
ついでに、SSDの性能もとっておきました。
さらについでなので、「Intel Driver & Support Assistant」をインストールして情報を見ておきます。
ここで、ふと気がつきました。
あれ?そういえば、音が出てないよね?
そうなのです。音がでないのです。せっかく裏蓋つけたのに、またはずして調べ直しです。
見てみると、サウンドのコネクタが抜けていました。
どうやら、裏蓋をはずす際に勢い余って抜けてしまったみたいです。今回は勢いが二度も余ってしまい、つまらないミスをしてしまいました。
やはり、分解は慎重にやらないといけないなと思いました。
とりあえず、バッテリーの交換とメモリの増設は完了です。これで、またしばらく活躍してくれることを期待します。
[2023-07-17 追記]
バッテリー交換から約3年が経ちました。
さすがにもうバッテリーはへたってるのかなぁと思って調べてみました。
UEFIのバッテリーの表示を見ると。。。「Poor」です。
やっぱりへたってますね。2~3年が寿命なのかもしれません。
ちなみに、OSをWindows 11にしているのですが、「Power Manager Lite」はサポート対象外でインストールが出来ず。詳しいバッテリーの情報は分かりませんでした。
標準機能でバッテリー状態を出力できるらしいのですが、それはまたいつか。。。
これからバッテリーを交換しようかと思っているので、とても参考になりました。ありがとうございます。
少しでも参考にしていただけたら幸いです。
今のところ問題なく使えていますが、やはり互換バッテリーですので利用しないときはACを抜いておくといった予防措置は必要かなという気がします。