※:BIOSの改造は自己責任でお願いします。このブログをまねして壊れた等の一切の保証はできませんのでご注意ください。
色々と調べましたけど、はっきりしたことは分からないですね。
とりあえず、CPU-Zで情報を整理してみます。
CPU-Z(https://www.cpuid.com/softwares/cpu-z.html)
まずは、Mainboardの情報。チップセットは「HM86」で、色々検索してみると16GB×2枚のメモリを刺して動いている情報があるのですよね。。。
やはり、このBIIOSが単に16GBのメモリに対応していないだけなんだろうなぁ。
次にMemoryです。やはりSizeが「24 GBytes」と認識していますね。8GBと16GBを乗せているからChannelは「Single」ですけど。これも関係あるのかな。。。
こちらがSLOT2の16GBの情報です。Part NumberやSerial Number以外の違いはModule Sizeぐらいですね。特に問題はなさそうに見えますね。
16GBメモリのSPD情報を、ためしに8Gにしてみたら、どうなるんだろうと疑問に思いました。
まずは、Thaiphoon Burnerというツールで、情報を見てみます。
Thaiphoon Burner(http://www.softnology.biz/)のFreeware versionを利用します。
EEPROMの「Data Protection Check」でプロテクトの情報を見てみます。
「Unprotected」ということで、プロテクトはかかってないようですね。「Cancel」を選択して閉じます。
そして、SPDの情報を見てみます。
まずはSLOT1の8GBの方を見ます。「Read SPD on SMBus #0 at 50h」を選択します。
はい、SLOT1の8GBメモリーのデータシートが表示されます。
そして次はSLOT2の16GBのメモリー。「Read SPD on SMBus #0 at 52h」を選択します。
ちょっと分かりづらいので、比較してみます。
左が8GBで右が16GBです。
シリアル番号系や生産地、製造日など意外で、メモリサイズに関連する違いは5カ所ぐらいです。
このSPD情報を8GBに合わせてみて、どう動くか試そうかなと思います。
SPD情報の編集には「RWEverything Read & Write Everything」というアプリを使います。
RWEverything(http://rweverything.com/)の最新Ver.1.7です。
ですが、起動してみたのだけど、メモリにアタッチできません。うーん。。。
ここで手詰まり。
そうだ、チップセットのドライバをアップデートしたらどうなるだろう?ということで、「Intel Driver & Support Assistant」をインストールしてみます。
Intel Driver & Support Assistant(https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/detect.html)
実行してみました。まずは、メインの部分。はい、その通りです。
次に「デバイスとドライバー」の情報。
あれ?メモリが「8GB」になってますね。
詳細を見てみます。
物理メモリーがやっぱり「8GB」です。UEFIやWindowsのシステムでは「24GB」と表示されるのに、ここでは物理メモリが8Gしか認識されてませんね。
詳しくは分からないけど、やっぱりUEFIがきちんと16GBのメモリを認識できていないんだと思います。
海外のサイトを調べてみると、UEFIのブートフェーズは7つのステップがあり、まずは「Pre Verifier」でチェックした後、「Pre EFI Initialization」通称「PEI」でメモリのチェックをしているみたいです。ここでチェックされた情報をOS起動時にも保持しているらしいので、おそらくPEIで起動時のメモリの読み込みで、8GBがチェックされ、オッケーということで、情報がおかしなままWindowsのブートに移行しているので、表示上は8GB+16GBの24GBだけど、実際は8GBしか認識されていないんじゃないかと思います。
英検4級の私には、ちゃんと英語を翻訳する力が無いので、ぼんやりとした解釈だけど、やはりUEFIをいじらないとダメっぽいですね。