徒然なるままに Books スフィンクスの秘儀(上)を読みました

スフィンクスの秘儀(上)を読みました

★★★★☆

本の内容や作家さんの名前から、米国の作家さんかと思ったのですが、読み終わってみるとフランスの作家さんだということを知って少し驚きました。

内容としてはダン・ブラウン氏の小説と言われても気づかないような内容でした。

ネタバレになってしまうのであまり内容に触れられませんが、なかなか面白いと思います。
ただ、ちょっと欧米至上主義的な感じがして少し微妙な気持ちになりました。

海外作品の翻訳本は少し読みづらいものが多いと思っていましたが、この本は非常に読みやすかったです。翻訳者が結構頑張ったのかなと思いました。

それより何よりも気になったのが、裏表紙の袖の部分に書いてあった翻訳者の情報をみると3名が本作品の翻訳に携わっているようなのですが、一名、大学はイタリア語専攻と書いてあり、イタリア語専攻なのにフランス語翻訳?なんで?という感じでした。
第二外国語でフランス語を選択したら、思ったよりも面白くてはまってしまったのかな?もしくはトリリンガル?クワドリンガル?

というふうに、小説の内容よりもそちらの方が気になりました。

下巻を読むのが楽しみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Related Post

ハサミ男を読みましたハサミ男を読みました

★★★☆☆ お勧めの小説で紹介されていたので読んでみました。 自分と同じ手段で先を越されたハサミ男。独自に犯人捜しをするが誰なのか分からない。 平行して警察の捜査、これも目撃情報が少なく犯人逮捕に至らない。という感じの内 […]

五重塔を読みました五重塔を読みました

★★★★☆ 久々の旧仮名遣いで読了まで時間がかかりましたが、100頁ちょっとの短編です。 ちなみに、私が持っている1997年末の版では、蝸牛露伴となっていました。最新版数ではどうなっているのでしょうか。 モデルとなった五 […]