なが~い日にち待たされました。ようやくメーカーから返事が来ました。
「電源ランプの付き方については、情報を持ってない。故障の場合は修理センターでお預かりして、故障箇所の特定を行います。」と言うことでした。(原文ママではありません)
模範的な回答ですね。それはそうですよね、自分たちで作って、販売しているパソコンの仕様なんて分かるわけ無いですからね。。。ん?あれ?
「内部仕様のため、お答えすることができません。ご了承ください。」って言う感じの回答だったら納得できたけど。ま、仕方ありません。
困ったなぁ。とりあえず、元々のCore i3-4100Mに戻すか。。。と思って、いったんCore i7-4910MQを取り外して。グリスを拭き取って。さーてしまおうかなと思ったけど。。。
もう一回チャレンジしてみるかと思って、またCore i7-4910MQを装着し直して、動作確認だしグリスもファンも付けずにとりあえず電源を入れてみました。
すると。。。
あれ。電源が普通に付いた。そしてBIOS画面も表示されて、ちゃんとCPUも認識しているではないですか。
おー、これは素晴らしい。なぜ突然動いたんだろう?そういえば、最初にCPU交換したときに電源つかなかったけど、CPU刺し直したら電源はいるようになったし、接触不良とかそんな感じかな?
とりあえず、私が動作確認した範囲での電源ランプの動きは以下のような感じでした。他にも原因はあると思うし、間違ってる可能性は高いですが、載せておきます。
ただし、この結果はもう一度言いますが、「原因の一部である可能性があると言うこと」と、「Dynabook R73/PWQの場合」の情報なので、違うじゃないかとか言わないでくださいね。あくまでも個人の意見です。鵜呑みにはしないでくださいね。
他にも、BIOSをCPUが認識できない場合や、マザーボードが壊れている場合や、メモリが壊れてる、または規格が合わないなどいろいろな事象があると思いますが、そのときにどういう動きになるのかはわかりません。
○電源ランプが一瞬白く光りすぐ消える(画面は表示されず電源が切れる)
この場合、考えられることとしては「CPUが刺さっていない」「CPUは刺さっているが、物理的要因によりきちんと刺さっていない(接触不良など)」
○電源ランプが「白」「白」「橙」「橙」・・・の繰り返し(画面は表示されないが電源は入っている)
この場合、考えられることとしては「CPUは刺さっているが、物理的要因によりきちんと刺さっていない(接触不良など)
このように、CPUが物理的にきちんと刺さっていない場合(ソケットとの接触不良や、接触が甘い場合など)発生する事があると思われます。
対処方法としては、多分CPUを刺し直す。きちんとね。動くまで。。。かな?
とりあえず、動くまで諦めずにCPUを付けたり、外したりするって感じかな?ただ、あまりやり過ぎるとCPUのピンが折れたり、接触がさらに悪くなったりするかもしれないので、やり過ぎは注意ですね。あくまでも自己責任でお願いします。
ちょっと、長々と書いてしまいましたが。では、CPUも認識して起動したと言うことで、ベンチマークでも測定して本来のCore i3 4100Mと比較していきましょうかね。
その前に、ベンチマークを測定したソフトを紹介します。
・CPUの温度測定
Core Temp 1.15.1を使いました。コアごとの温度も測定できるようです。
フリーソフトです。
・ベンチマーク測定(3種類)
PCMark 8 Basic Editionを使いました。Basic Editionはフリーソフトです。
CINEBENCH Release 20を使いました。フリーソフトです。
x264 FHD Benchmark v1.0.1 64bitを使いました。フリーソフトです。
・バッテリーの状態表示
BatteryBar Free Basic Version 3.6.6を使いました。フリーソフトです。
Pro番は有償です。
まずは、起動直後のCPU温度を測ってみます。
Core i3-4100Mの場合は起動直後はだいたい60度ぐらいですね。
Core i7-4910MQはだいたい55度ぐらいですね。こっちの方が起動直後の温度は少し低めですね。誤差の範囲かな?
次にPCMARKの結果です。Core i3-4100Mのスコアは3,342です。高いのか低いのか、良くは分かりません。
Core i7-4910MQはスコア3,758です。416あがってますね。
次にCINEBENCHの結果です。Core i3-4100Mは590ptsです。
Core i7-4910MQは818ptsです。228ptsあがってます。
次がx264 FHDの結果です。Core i3-4100Mは8.2です。
Core i7-4910MQは15.6です。7.4アップ。倍近いですね。
とりあえず、ベンチマークは測定したので。いったん電源を切って、しばらく熱を冷ました後。電源を入れて、ACを抜き、バッテリ駆動でFFベンチを低スペックモードで1時間動かしたときのCPU温度と、バッテリー消費量を調べてみます。(FFベンチを高スペックモードで動かそうと思ったけど、動かなかった。グラフィックが弱いですね)
まずは、Core i3-4100Mですが、だいたい70度ぐらいですね。
Core i7-4910MQもだいたい70度ぐらい。あんまり変わらないな。性能を生かし切れてないのかな?もしくは検証方法があんま意味なかったか。。。
次にバッテリー消費量です。Core i3-4100Mは残り45.6%です。そこそこバッテリーの減りは早いですね。
Core i7-4910MQは残り32.5%です。バッテリーの減りがだいぶ早くなってますね。CPUの消費電力は同じですが、差が目立ってますね。バッテリー駆動で使うには少し注意が必要ですね。
と言うことで、無事Core i7-4910MQが動いて何よりです。今のところはまだ不具合は出ていませんが、今後使っていくうちに問題が出てくるかもしれません。ドキドキです。
とりあえず、体感的にすこーし、早くなったかなぁって感じで劇的に変わったとは感じられませんでした。CPUの乗せ替えを考えている人は、よく考えた方がいいですね。
最後に、エンブレムを張り替えました。Core i7ですよ。ふふふ。