※:BIOSの改造は自己責任でお願いします。このブログをまねして壊れた等の一切の保証はできませんのでご注意ください。
それでは、UEFIをいじっていきたいと思います。
正確には、「Intel CPU対応 UEFI BIOS」と言った方がいいのかな?
AMD等の他のベンダーについては触れません。あと、LegacyなBIOSについても触れません。
まず、UEFIですが「Unified Extensible Firmware Interface(ユニファイド・エクステンシブル・ファームウェア・インタフェース)」の略で、以前はBIOSと呼ばれていたマザーボードに搭載されているプログラム(ファームウェア:FW)です。
UEFIはBIOSを拡張したものなので、昔の名残でUEFIも含めてBIOSと言う人もいます。私も、結構BIOSという表現を使うことが多いかもしれません。UEFIという名前が出てこない事が多いので。
マザーボードによっては、Advancedモードを選択してLegacyなBIOSに変えることもできるようですが、Dynabook R73/PWQはUEFIしか選択できません。
説明を始める前に補足ですが、Intel製品はLittle Endianなので注意してください。
簡単に説明をしておきます。
Endian(エンディアン)とは、「データをバイト単位で見たときの、データの並べ方」です。
例えば、以下の4バイトのデータがあったとします。
00000001 00000010 00000100 00001000
このデータをメモリに格納する場合、どういう順番でメモリに格納するのかというのがEndian(Byte Orderとも言います)です。
そのままの順番で格納するのがBig Endianです。
Little Endianは最後から格納します。
上のデータの例で言うと、以下の順番で格納するのがLittle Endianです。
00001000 00000100 00000010 00000001
人間が見るのに見やすいのはBig Endianですが、Intel製品はLittle Endianなのでちょっと見づらいですね。
UEFIをいじるには、基本構造などをしっかりと理解する必要があるようです。
Intel ME(Intel Management Engine)やらresion、Microcode、module、headerなどなど、理解するべきことはいっぱいあります。
まー、難しい内容なのでちゃんとは理解できてないけど、良いか。。。
Moduleサイズが変わっちゃダメとか、空き容量の問題とか、注意すべきところを抑えておけばいいかな。
まずは、Microcodeファイルを入手する必要があります。
はじめに、CPUベンダーとCPUのチップセットの情報が必要です。
CPUベンダーは「Intel」ですね、チップセットは「HM86 Express」です。
次に、チップセットに対応したマザーボードを探します
ですが、色々と探してみたのですが全然見つかりません。ちなみに、Dynabook R73/PWQは何系のBIOSなんだろうと疑問に思いました。
一般的に、「Phoenix Award BIOS」、「AMI BIOS」、「Intel Visual BIOS」の3種類に分かれるようです。
Windows上で調べるには「msinfo32」コマンドを実行して表示されたシステム情報の[BIOSバージョン/日付]というところに表示されます。
Dynabook R73/PWQを見ると「TOSHIBA」となっています。うーん、メーカーがカスタマイズしてるってことかな?
ちなみに、メインのデスクトップ機で実行してみると「American Megatrends Inc. B.50, 2018/01/25」と表示されました。「AMI BIOS」ですね。
さて、ここでBIOSの入手で詰まってしまいました。世の中にBIOSをバックアップ取るツールはいくつかありますが、どれも「AMI BIOS」などの取得に対応していますが、「TOSHIBA」はどうやったら取得できるのか。
ちなみに、有名どころのBIOS Backup Toolの「Universal BIOS Backup ToolKit 2.0」ですが、起動したところエラーメッセージらしきものが出力されましたが、文字化けしています。困りました。意味不明です。
試しに、OSの言語設定を英語にしてみたのですが、結果は同じでした。何なんだ、メッセージの内容は。。。
どうやって、BIOSを入手したら良いものか。。。